老若男女問わず人気のラーメンですが、どれがいちばんおいしいかわからない方もいるでしょう。スープや形式によって味が異なり、人によってもどれが最適かは違います。ラーメンごとの特徴を知れば、今後注文するときの参考にできるでしょう。今回はラーメンの種類やそれぞれの特徴を知りたい方のために、代表的な5種類をまとめました。こちらを読めば特徴の違いがわかり、本当においしいものを判断できるでしょう。
スープ別の主なラーメンの種類3つ
ラーメンにはさまざまなスープがあり、主要なのは醤油や味噌、塩の3種類です。それぞれの特徴を知れば、好みの味がわかります。スープ別のラーメンの違いを、以下でまとめました。
醤油ラーメン
醤油ラーメンは、日本人にとってなじみ深い種類です。醤油ダレがベースですが、そこには醤油だけでなく塩、ミリンなどの調味料を加えます。調味料の使い方で味が変わるため、店舗によって醤油ラーメンの味が違うのです。基本的にはあっさりした味ですが、豚骨でとったダシで濃厚にした醤油ラーメンも見られます。
醤油ラーメンのもうひとつのポイントがチャーシューです。醤油ダレとチャーシューをセットで作るため、肉の旨味がタレと絡んで、味に深みが出ます。スープの濃厚な旨味を楽しめるのは、チャーシューの肉汁が利いているからです。このように醤油ラーメンは、醤油ダレとチャーシューで味が決まることから、日本人にとって親しみやすい風味です。
味噌ラーメン
味噌ラーメンは、味噌をタレに使うラーメンです。札幌発祥であり、豚骨との相性のよさから全国に広まりました。札幌スタイルの味噌ラーメンは、スープ上に油の膜が張っており、そこにコーンが乗っていることもあります。インスタントラーメンとしても人気なので、こちらも日本人にとってなじみ深いでしょう。
味噌ラーメンは独特の調理方法も特徴です。中華鍋で野菜や肉を炒めるときに、味噌のタレとダシを入れてスープにします。醤油ラーメンはダシとタレを分けて作るため、工程の違いが見られます。またさまざまな具をふんだんに使うのも、味噌ラーメン特有のポイントです。具だくさんで、味噌のタレとダシをワンセットにして仕上げるなど、独特な特徴が見られます。
塩ラーメン
塩ラーメンは、塩タレでダシを作るスープが特徴です。醤油ラーメンや味噌ラーメンのようにクセが少なく、あっさりとしたタイプが見られます。一方でバターを足し、こってりと仕上げた塩ラーメンもあります。同じ種類でも、好みによって理想のタイプが分かれるでしょう。
塩ラーメンは海鮮系との相性のよさも見逃せません。ベースが塩味なので、海鮮物を入れると素材の味を楽しみやすいのです。そのため店舗によっては、アサリのような魚介ダシと絡めるパターンもあります。このように海の幸とラーメンをセットで楽しめるのも、塩味ならではでしょう。塩ラーメンはあっさりかこってりかでタイプが違いますが、魚介類と麺を一緒に味わえるのがポイントです。
スープに麺を入れないタイプのラーメン
ラーメンには、スープに麺を入れないタイプがあります。
油そばにはスープがなく、つけ麺は麺とスープを別々にします。それぞれの特徴を見ていきましょう。
スープのない油そば
油そばとはスープのないラーメンです。調合した油や特製のタレ、酢、ラー油などを絡ませます。店舗によってタレの構成が違ううえ、スープがないぶんその味はダイレクトに伝わってきます。ほかのラーメンとは一味違った楽しみ方ができるのです。ヘルシーであることも油そばのポイントです。スープがないため塩分やカロリーがある程度カットされています。そのため健康志向のある方にも味わいやすいでしょう。体型を気にしてラーメンに手を出しにくい方もいますが、その場合でも油そばなら食べられるかもしれません。油そばはラーメンのなかでもヘルシーで、健康志向のある方にも楽しめます。
スープと分けられたつけ麺
つけ麺も広い意味でのラーメンの一種です。ラーメンとスープを別々に分けており、スープのある器に麺をつけて食べます。麺を一旦水で締めるので、鮮やかで弾力のある食感を楽しめるのです。麺はスープと絡みやすいように、太めのものが使われやすいといえます。このような工夫もあり、従来のラーメンとは違った味わいになるでしょう。つけ麺のスープにも醤油や塩などさまざまなタイプがあります。しかし水で締めた麺を絡めるため、スープの味わいも変わるでしょう。以上からつけ麺は従来とは違った形で、麺とスープの絡みを楽しめます。
まとめ
ラーメンはスープによってさまざまな種類に分かれるのが特徴です。醤油や味噌などのスタンダードなタイプから、スープのない油そば、スープと分けるつけ麺といった派生型も見られます。好きな食べ方やスープの好みに応じて、注文したいものを決めてください。
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