ラーメンの麺の量はどのくらい？替え玉の量も併せて解説！

日本人の国民食としてすっかり定着したラーメン、定期的に食べている人も多いでしょう。ラーメンというとやはりメインは麺でしょう。ところでラーメンに含まれている麺の量を気にしたことはありますか？実はラーメンの麺の量は、お店によってあまり違いがないといわれています。そこでここではラーメンの麺の量やどのくらいカロリーがあるかをメインに見ていきます。

ラーメン1人前の麺の量はどのくらい？

ラーメン1人前頼んだ場合、麺の量はどのくらいあるのでしょうか？最近ではメニュー表などに麺の量など情報を記載しているお店も出てきています。

一般的は180g

通常いわゆる並盛でラーメンを注文した場合、使われている麺の量は180g前後といわれています。しかしここで注意が必要なのは、乾麺状態における重量だという点です。麺をゆでると水分を含み、その量は膨張します。茹でて食べられるようになった状態における麺の量はおよそ280g前後に達します。180g程度といわれると「たいしたことないな」と思うかもしれません。しかし実際にラーメン並盛1杯頼むと、結構食べ応えがあるはずです。麺だけでも280gくらいあるといわれれば、それも納得です。

気になるカロリーは？

ラーメンを食べるにあたって、カロリーがどの程度あるか気になる方も多いでしょう。ラーメンのカロリーですが、100g当たり133キロカロリーといわれています。他の麺料理と比較してみると、同じく100gでパスタが150キロカロリー、そうめんが117キロカロリーです。ラーメンの麺そのものは、ほかの麺料理と比較してもそこまで高くはありません。

ただしラーメンの場合、ほかの食材も入っています。とくに注意したほうがいいのは、スープです。中には背脂たっぷり入ったスープもありますので、すべて汁を飲み干してしまうとかなりのカロリーになる恐れがあります。ダイエット中だけど、どうしてもラーメンを食べたい、という状況の場合は、できるだけスープを飲むのは控えたほうがいいでしょう。

麺の量を記載しているラーメン店も

とくに女性をターゲットにして営業しているラーメン店の中には、メニュー表にラーメンの麺の量をメニュー別に記載しているお店も出てきています。さらにラーメン1杯当たりのカロリー量まで記載しているお店も見られるでしょう。量やカロリーの気になる方にとっては、ありがたいサービスといえます。このような細かなところまでお客さんのために配慮しているラーメン屋は、口コミの評価も高いのです。

替え玉をした場合の麺の量を解説

替え玉は100～150g程度

お店によって多少異なりますが、替え玉は乾麺状態で大体100～150gが目安といわれています。並盛で180g程度が相場なので、最初の一杯目よりは少ないという程度でしょう。ちなみに一般的なご飯1杯の量が150gといわれているので、ご飯をおかわりするような感覚といえるかもしれません。

大盛りは400g程度が相場

大盛りを注文した場合の麺の量ですが、乾麺状態でおおよそ400gくらいと思ってください。並盛を1玉とした場合、大盛りは2玉くらいが目安です。並盛のだいたい倍くらいの麺の量になると思ってもらえれば、イメージ通りになるでしょう。ですから麺の量で単純比較すれば、大盛りの方がやや並盛＋替え玉よりも多くなるかなといった感じです。

博多で替え玉が普及した理由

博多ラーメンのお店では替え玉は普通に注文できます。しかしそれ以外の地域、関東や関西のお店では替え玉に対応していないところも多いのです。これは使っている麺が関係しています。九州の場合、細麺がメインです。ですから茹で時間が短くて済みます。1分もあればお客さんに提供できる状態になります。しかし九州以外の地域は麺がそれなりに太いのです。茹で時間もその分かかるので、替え玉には適しません。そういった事情があるため、九州以外の地域ではなかなか浸透しないわけです。

まとめ